HSK4級の勉強法完全ガイド|「覚えられない」を解決して一発合格する方法

HSK4級完全ガイド HSK対策
ちゅうご先生
ちゅうご先生

こんにちは、ゼロから中国語ラボを運営している「ちゅうご先生」です!

これまで100人以上のクライアントをHSK合格へと導いてきた、中国語ネイティブコーチです。

HSK4級の指導をしていると、この悩みを本当によく聞きます。

実は、HSK4級で単語「覚えられない」と感じるのは、あなたの記憶力の問題ではありません。

HSK4級には「中級の壁」と呼ばれる、学習の質が変わるポイントがあるんです。

この記事では、HSK4級で覚えられない原因と、それを突破するための3つの暗記術を紹介します。

HSK4級の「中級の壁」とは?覚えられない本当の理由

覚えられない理由

HSK3級までは順調だったのに、4級で急に壁にぶつかる。

これには明確な理由があります。

理由1|単語量が一気に2倍になる

HSK3級までの累計単語数は約600語。

HSK4級では1,200語まで増えます。

つまり、今まで覚えた量と同じだけの単語を、もう一度覚え直す必要があるんです。

しかも、4級からは抽象的な単語が増えます。

レベル単語の特徴
3級まで具体的・日常的 苹果(りんご)、学校、吃饭
4級から抽象的・感情的寂寞(寂しい)、责任(責任)、影响(影響)

「りんご」は見たことがあるからイメージできる。

でも「責任」や「影響」は目に見えないから、単語単体で覚えようとしても定着しないんです。

理由2|文法の「語順」が変わる

3級までは「主語+動詞+目的語」のシンプルな語順でした。

4級では把構文被構文が登場し、語順が大きく変わります。

普通の文:我吃了苹果。(私はりんごを食べた)

把構文:苹果吃了。(私はりんごを食べてしまった)

被構文: 苹果我吃了。(りんごは私に食べられた)

日本語の感覚で訳そうとすると混乱するのは当然。

「理屈」ではなく「型」で覚える必要があります。

理由3|リスニングの「質」が変わる

HSK3級では質問文が問題用紙に印刷されていました。

4級ではそれがなくなり、会話も質問もすべて耳だけで判断しなければなりません。

音は聞こえるけど、意味が追いつかない!

これは日本語に訳しながら聞いているから。

中級の壁を越えるには、「音=意味」で直接理解する練習が必要です。

「覚えられない」を解決する3つの暗記術

解決策

HSK4級の中級の壁を突破するために、私がクライアントに教えている3つの暗記術を紹介します。

暗記術1|芋づる式で「つながり」で覚える

単語を1つずつバラバラに覚えるのは、HSK4級では通用しません。

関連する単語をセットで覚える「芋づる式」が効果的です。

例:「发展」を覚える場合

覚え方&内容

❌ 単体暗記:发展 = 発展する

✅ 芋づる式: 发展经济(経済を発展させる)、发展中国家(発展途上国)、经济发展很快(経済発展が速い)

1つの単語から3〜5個の関連表現に広げることで、記憶のフックが増えて忘れにくくなります。

さらに効果的な方法:マイ単語帳

自分を主語にした短文を作ると、記憶の定着率が段違いに上がります。

・「感动」→ 我被这个电影感动了(私はこの映画に感動した)

・「紧张」→ 面试的时候我很紧张(面接のとき私はとても緊張した)

自分の体験と結びつけることで、単語が「知識」から「使える言葉」に変わるんです。

暗記術2|文法は「型」で丸ごと覚える

HSK4級の文法は、理屈で理解しようとすると混乱します。

「型」として丸ごと覚えるのが最短ルート。

把構文の型:

主語 + 把 + 目的語 + 動詞 + 結果

例文:我把作业做完了(私は宿題をやり終えた)

被構文の型:

受け手 + 被 + 行為者 + 動詞 + 結果

例文:我的蛋糕被弟弟吃了(私のケーキは弟に食べられた)

この基本の型を1つだけ完璧に覚えて、あとは単語を入れ替えるだけ。

理屈を考えるより、何度も音読して体に染み込ませる方が効率的です。

接続詞はペアで覚える

接続詞ペア意味例文
因为…所以…〜なので…だ 因为下雨,所以我没去。
虽然…但是… 〜だけど…だ 虽然很忙,但是我每天学习。
既然…就…〜なら…だ 既然决定了,就不要后悔。

ペアで音読を繰り返すと、反射的に出てくるようになります。

暗記術3|音と意味を「直結」させる

リスニングで「覚えられない」と感じる人の多くは、聞きながら日本語に訳しているんです。

これを解決するのが「音と意味の直結」トレーニング。

ステップ1:ディクテーション

聞こえた中国語を書き取る。最初は聞き取れた単語だけでOK。

ステップ2:スクリプト確認

聞き取れなかった部分を確認し、その単語を声に出してリピート

ステップ3:シャドーイング

音声を聞きながら、0.5秒遅れで影のように追いかけて発音。

このサイクルを1日20分、2週間続けると、「日本語を介さずに理解できる」感覚が掴めてきます。

ドラマを使ったリスニング強化は、中国語学習にドラマが最強!効果的な学習法とおすすめ作品5選【初心者OK】で詳しく解説しています。

HSK4級で単語「覚えられない」人がやりがちなNG勉強法

私のクライアントが最初にやっていた勉強法と、改善後の方法を比較します。

NGパターン& 改善後

NGパターン改善後
単語帳を眺めるだけ芋づる式で関連語と一緒に覚える
文法を理屈で理解しようとする型を丸ごと音読して体に染み込ませる
中国語音声を聞き流すディクテーション→シャドーイングで「攻めの」リスニング
過去問を試験直前まで温存2ヶ月目から週2回は過去問を解く

不合格になる人の90%は、勉強量ではなく「勉強法」が間違っているだけ

正しい方法に切り替えれば、覚えられるようになります。

クライアント実例|「覚えられない」を克服してHSK4級合格

実例

まさとさん(30代・会社員)のケース

悩み: 単語帳を何周しても覚えられない、リスニングが速すぎて追いつかない

勉強時間:平日1.5時間、休日3時間(3ヶ月で約180時間)

結果: HSK4級合格(205点/300点)

何を変えたか:

1. 芋づる式に切り替えた:単語単体の暗記をやめ、関連表現と例文をセットで覚えるようにした

2.マイ単語帳を作った:自分を主語にしたオリジナル短文で記憶に定着

3. 文法を型で覚えた:把構文・被構文の基本形を音読で体に叩き込んだ

4. 音と意味の直結を鍛えた:ディクテーション→シャドーイングを毎日20分継続

まさとさんは「勉強法を変えただけで、こんなに違うとは思わなかった」と言っていました。

勉強時間とスケジュールについて

スケジュール

HSK4級合格に必要な勉強時間の目安は150〜180時間(HSK3級合格済みの場合)。

1日1.5〜2時間で約3ヶ月です。

具体的な月別スケジュールや1日のルーティンについては、HSK4級一発合格できる具体的な勉強法【3ヶ月完全ガイド】で詳しく解説しています。

また、HSK4級のレベル感や試験構成については、HSK4級レベルとは?試験構成・難易度・合格率を徹底解説【2025年最新版】を参考にしてください。

まとめ|HSK4級「覚えられない」を解決する3つのポイント

HSK4級の「中級の壁」は、勉強法を変えれば必ず突破できます。

今日から実践できる3つのこと:

1. 芋づる式で覚える:単語は関連表現と例文をセットで、自分を主語にしたマイ単語帳も作る

2. 文法は型で覚える:把構文・被構文・接続詞ペアを音読で体に染み込ませる

3. 音と意味を直結させる:ディクテーション→シャドーイングを1日20分

「覚えられない」のは記憶力の問題ではなく、覚え方の問題

正しい方法で継続すれば、3ヶ月後には合格通知を手にしているはずです。

もし途中でつまずいたら、いつでもコメント欄やSNSで声をかけてね。

一緒に中級の壁を突破しよう!

加油!

関連記事

HSK4級のステップアップ・基礎補完:

HSK4級勉強時間の目安は?3ヶ月で合格する最短スケジュールを解説

HSK4級レベルとは?試験構成・難易度・合格率を徹底解説【2025年最新版】

HSK5級へのステップアップ:

【2025年最新】HSK5級に3ヶ月で合格するための攻略法!勉強時間は?

リスニング強化の具体例:

中国語学習にドラマが最強!効果的な学習法とおすすめ作品5選【初心者OK】

社会人向け時間術:

社会人の中国語勉強法独学でも1日15分のスキマ時間で上達する3つのコツ

コメント

タイトルとURLをコピーしました