実は、中国語学習で 最初の1ヶ月の過ごし方 が、その後の上達スピードを大きく左右します。
逆に言えば、最初の1ヶ月を正しく過ごせば、挫折せずに中国語を楽しく続けられる土台 が作れるのです。
「中国語を始めたいけど、何から手をつければいいの?」
「教材がたくさんありすぎて、どれを選べばいいか分からない…」
「独学で本当に話せるようになるのかな…」
そんな不安を抱えていませんか?

こんにちは、ゼロから中国語ラボを運営している「ちゅうご先生」です!
100人以上の日本人学習者をHSK合格へ導いてきた経験から、完全初心者が最初の1ヶ月でやるべきこと を5つのステップでお伝えします。
この記事で分かること
- 中国語入門で「まずやるべきこと」が明確になる
- 発音・ピンインの効率的な覚え方
- 最初に覚えるべき基礎単語・フレーズ
- 挫折しないための学習マインドセット
それでは5つのステップを一つずつ見ていきましょう。
中国語入門で最初の1ヶ月にやるべき5つのこと
結論から言うと、中国語を始めたばかりの初心者が 最初の1ヶ月でやるべきことは以下の5つです。
- 1週目 、 声調(四声)をマスター 、 4つの声調を聞き分け・発音できる 。
- 2週目 、ピンインの基礎を覚える 、 声母・韻母を正しく発音できる 。
- 3週目 、 基礎単語50語を覚える 、 日常でよく使う単語が言える 。
- 4週目 、 簡単なフレーズを使う 、 挨拶・自己紹介ができる 。
- 継続 、 学習習慣を作る 、 毎日15分の学習が当たり前になる 。
ポイント:最初の2週間は 発音に集中してください。
単語や文法を先に覚えたくなる気持ちは分かりますが、発音が疎かだと後から矯正が大変です。
中国語入門で挫折する人がなぜ多いのか?【3つの原因】
中国語学習を始めた人の多くが、最初の1〜3ヶ月で挫折してしまいます。
その原因を知っておくことで、同じ失敗を避けられます。
中国語をいきなり単語や文法から始めてしまう
「まずは単語を覚えよう!」と考える人が多いですが、これが一番の落とし穴。
発音を飛ばして単語を覚えると:
- 間違った発音で覚えてしまう
- リスニングで聞き取れない
- 話しても通じない
結果として「中国語は難しい」と感じて挫折してしまうのです。
中国語の教材を買いすぎる
「初心者向け教材」「ピンイン教材」「単語帳」「文法書」…
たくさんの教材を買って、どれも中途半端に終わるパターンです。
最初の1ヶ月は、教材は1〜2冊で十分。
むしろ、無料のYouTube動画やアプリだけでもOKです。
毎日中国語を学習する習慣が作れない
「週末にまとめて勉強しよう」と思っていても、結局やらない…。
語学学習は 毎日少しずつ が鉄則です。
週末に3時間より、毎日15分の方が圧倒的に効果的。
最初に声調(四声)をマスターする(1週目)
中国語入門で 最も重要なのが声調 です。
中国語には「四声(しせい)」と呼ばれる4つのイントネーションがあり、同じ音でも声調が違うと意味が変わります。
四声の基本
- 第一声、 ā 、 高く平らに「アー」 、 妈 (mā) 母 。
- 第二声 、 á 、 下から上へ「アー↗」 、 麻 (má) 麻 。
- 第三声 、 ǎ 、 低く抑えて「アˇ」 、 马 (mǎ) 馬 。
- 第四声 、 à 、 上から下へ「アー↘」 、 骂 (mà) 罵る 。
声調の練習法
1,まず聞き分ける
ネイティブの音声を聞いて、「これは第何声?」と当てるクイズ形式で練習しましょう。
2,大げさに発音する
最初は恥ずかしがらずに、大げさに声調をつけて発音してください。
「やりすぎ」くらいがちょうどいいです。
3,録音して比較する
自分の発音を録音して、お手本と聞き比べましょう。
違いに気づくことが上達への第一歩です。
声調は「音楽」だと思ってください。歌を覚えるように、メロディーとして身につけるのがコツです。最初の1週間は「声調だけ」に集中しても、決して遠回りではありません!
ピンインの基礎を覚える(2週目)
声調に慣れたら、次はピンイン(拼音) を覚えます。
ピンインとは、中国語の発音をアルファベットで表記したもの。
これを覚えれば、漢字が読めなくても発音できるようになります。
ピンインの構成
ピンインは 声母(子音)+ 韻母(母音)+ 声調 で構成されます。
例:māo(猫)
- 声母:m
- 韻母:ao
- 声調:第一声(ā)
ピンインで 覚えるべき声母(21個)
声母 とその種類
- 唇音 ( b, p, m, f )
- 舌尖音 ( d, t, n, l )
- 舌根音 ( g, k, h )
- 舌面音 ( j, q, x )
- そり舌音 ( zh, ch, sh, r )
- 舌歯音 ( z, c, s )
日本人学習者が苦手な発音3つ
中国語のピンイン学習で日本人がやりがちなミスや 正しい発音のコツ。
① zh / ch / sh
日本人がやりがちなミス:
・「z / c / s」と同じだと思って発音する
・舌を前に出しすぎる、または平らなまま発音する
正しい発音のコツ:
・舌先を上の歯ぐきの奥(硬口蓋)に“巻く”
・日本語の「さ行・た行」より奥&反らす
② r
日本人がやりがちなミス:
・日本語の「ラ行」になる
・英語の r を意識しすぎて唇を丸める
正しい発音のコツ:
・zh と同じ舌の形+声を出す
・舌先を巻く、摩擦+濁音
・唇は丸めない
③ ü
日本人がやりがちなミス:
・「u(ウ)」で代用する
・「イ」と「ウ」を分けて言う
・唇の形を意識しない
正しい発音のコツ
・舌=イ、唇=ウ
・「イ」と言ったまま、唇だけをすぼめる
中国語の発音は必ずピンインで覚えましょう。ネイティブの発音を徹底的に真似ること。
ピンイン練習のコツ
✅ 音声付きの教材を使う(カタカナ読みは厳禁!)
✅ 1日10分、毎日練習する
✅ 声に出して練習する(黙読はNG)
中国語の基礎単語50語を覚える(3週目)
発音の基礎ができたら、いよいよ単語学習です。
最初に覚えるべきは 日常でよく使う基礎単語50語です。
最初に覚えるべき単語カテゴリ
カテゴリと単語例
- 人称代名詞 : 我 (wǒ) 私、你 (nǐ) あなた、他 (tā) 彼 。
- 数字 : 一 (yī)、二 (èr)、三 (sān)… 。
- 日常動詞 : 吃 (chī) 食べる、喝 (hē) 飲む、看 (kàn) 見る 。
- 形容詞 : 好 (hǎo) 良い、大 (dà) 大きい、小 (xiǎo) 小さい 。
- 挨拶 : 你好 (nǐ hǎo)、谢谢 (xièxie)、再见 (zàijiàn) 。
中国語単語を効率よく覚える3つのコツ
1,音声とセットで覚える
単語を見て覚えるだけでなく、必ず音声を聞きながら覚えましょう。
❌ 「我」=「私」と暗記
✅ 「wǒ」の音を聞きながら「我」=「私」と覚える
2,例文で覚える
単語単体ではなく、短いフレーズで覚えると記憶に残りやすいです。
❌ 「吃」=「食べる」
✅ 「我吃饭 (wǒ chī fàn) / 私はご飯を食べる」で覚える
3,間隔反復法で復習
一度覚えた単語は、「忘れかけたタイミング」で復習すると定着します。
- 1日後に復習
- 3日後に復習
- 1週間後に復習
📖 単語の覚え方
簡単なフレーズを使ってみる(4週目)
単語が覚えられたら、実際に フレーズとして使ってみましょう。
最初の1ヶ月で言えるようになりたいフレーズはこちら:
挨拶フレーズ
日常でよく使う挨拶フレーズです。
- 你好 、 nǐ hǎo 、 こんにちは 。
- 早上好 、 zǎoshang hǎo 、 おはようございます 。
- 晚安 、 wǎn’ān 、 おやすみなさい 。
- 谢谢 、 xièxie 、 ありがとう 。
- 不客气 、 bù kèqi 、 どういたしまして 。
- 对不起 、 duìbuqǐ 、 ごめんなさい 。
- 没关系 、 méi guānxi 、 大丈夫です 。
- 再见 、 zàijiàn 、 さようなら 。
自己紹介フレーズ
簡単な自己紹介できるようになりましよう。
- 我叫〇〇 、 wǒ jiào 〇〇 、 私は〇〇と申します 。
- 我是日本人 、 wǒ shì rìběnrén 、 私は日本人です 。
- 很高兴认识你 、 hěn gāoxìng rènshi nǐ 、 お会いできて嬉しいです 。
- 请多关照 、 qǐng duō guānzhào 、 よろしくお願いします 。
日常会話フレーズ
知らない人ともすぐ話しかけられるフレーズ。
- 这是什么? zhè shì shénme? これは何ですか?
- 多少钱? duōshao qián? いくらですか?
- 我听不懂 、 wǒ tīng bù dǒng 、 聞き取れません。
- 请再说一遍 、 qǐng zài shuō yī biàn 、 もう一度言ってください 。
フレーズは「丸暗記」でOKです!文法を理解していなくても、まずは使えることが大切。使っているうちに、自然と文法の感覚も身についてきます。
毎日中国語の学習する習慣を作る
最後に、学習習慣を作ること が最も重要です。
どんなに良い教材を使っても、継続しなければ意味がありません。
挫折しない学習習慣の作り方
①「毎日15分」から始める
最初から1時間も勉強しようとすると、3日で挫折します。
まずは 毎日15分 を目標にしましょう。
15分なら、通勤時間や寝る前にスキマ時間でできます。
②「トリガー」を決める
「〇〇したら中国語を勉強する」とルールを決めましょう。
例:
- 朝のコーヒーを飲みながら → 単語アプリで5分
- 通勤電車で → リスニングを10分
- 寝る前に → フレーズの音読を5分
③ 完璧主義を捨てる
「今日は疲れたから明日やろう」ではなく、「5分だけでもやる」ことが大切。
100点を目指すより、60点でも毎日続ける方が、圧倒的に上達します。
おすすめの学習スケジュール(1日15分)
毎日楽しみながら少しづつ取り組みましょう。
- 5分 、 昨日覚えた単語の復習 。
- 5分 、 新しい単語を3つ覚える 。
- 5分 、 フレーズの音読練習 。
中国語入門でよくある間違いと対処法
初心者がやりがちな間違いを知っておくと、効率的に学習できます。
カタカナ読みで覚える 、 発音が通じない 、 必ず音声を聞いて真似する 。
声調を無視する 、 意味が伝わらない 、 最初の1週間は声調だけに集中 。
単語だけ覚える 、 文として使えない 、 例文・フレーズで覚える。
書いて覚えようとする 、 時間がかかりすぎる 、 音読中心で覚える 。
完璧を目指す 、 挫折しやすい 、 70%の完成度でOKと割り切る 。
よくある質問

- Q中国語は独学でも話せるようになりますか?
- A
はい、独学でも話せるようになります。ただし、発音だけは最初にネイティブの音声をしっかり真似することが重要です。YouTubeやアプリで無料の音声教材がたくさんあるので、積極的に活用しましょう。
- Q中国語入門におすすめのアプリはありますか?
- A
初心者には以下のアプリがおすすめです:
- HelloChinese:ゲーム感覚で学べる
- Duolingo:毎日の習慣化に最適
- Pleco:辞書アプリとして必須
- Q何ヶ月で日常会話ができるようになりますか?
- A
毎日15〜30分の学習を続ければ、3〜6ヶ月 で簡単な日常会話ができるレベル(HSK2〜3級相当)に到達できます。
- Q中国語と英語、どちらが難しいですか?
- A
日本人にとっては、中国語の方が学びやすい面もあります。漢字が読めること、文法がシンプルなこと(動詞の活用がない)がメリットです。ただし、発音(声調)は英語より難しいと感じる人が多いです。
- Q簡体字と繁体字、どちらを学ぶべきですか?
- A
初心者には 簡体字 をおすすめします。中国大陸で使われており、学習者人口も多いため教材が豊富です。台湾や香港に興味がある場合は繁体字を学ぶのも良いでしょう。
まとめ|最初の1ヶ月が中国語学習の土台を作る
この記事では、中国語入門として 最初の1ヶ月でやるべき5つのこと を解説しました。
今日のポイント:
- 1週目:声調(四声)をマスターする
- 2週目:ピンインの基礎を覚える
- 3週目:基礎単語50語を覚える
- 4週目:簡単なフレーズを使ってみる
- 継続:毎日15分の学習習慣を作る
中国語学習は、最初の1ヶ月 を正しく過ごせば、その後の上達スピードが格段に変わります。
焦らず、毎日少しずつ進めていきましょう!
加油!
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