中国語勉強始めたけど、「ピンインって何?」「どうやって読むの?」「ピンインって何から覚えればいいの?」「中国語の発音が難しい!」っと疑問を持っている方も多いでしょう。
そんな悩みを持つ初心者の方に向けて、この記事では中国語ピンインの勉強法を完全ガイドします。
本記事では、中国語ネイティブの私が中国語ピンインの仕組みから、初心者がつまずきやすいポイント、そしてネイティブ発音を身につけるための実践的な勉強法をステップ形式で解説。
「中国語ピンイン 勉強法」を知りたい方は、ぜひこの記事を参考に、今日から正しい発音トレーニングを始めましょう!

こんにちは、ゼロから中国語ラボを運営している「ちゅうご先生」です!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 中国語勉強法を知りたい人
- 中国語発音のコツが知りたい人
- 中国語ピンインをマスターした人
【中国語ピンインの勉強法①】ピンインとは?初心者でも分かる基本概念

ピンイン(拼音)は、簡単に言うと「中国語の発音記号」で、中国語の標準語(普通話)の発音をローマ字で表記するシステムです。
例えば「你好(こんにちは)」という漢字は、ピンインで「nǐ hǎo」と書きます。この「nǐ hǎo」を見れば、中国語を学んでいる人なら正しい発音ができるというわけです。
中国語の発音をアルファベットで表記したもので、日本語の「ローマ字」のようなものだと考えてください。
日本語のローマ字と似ている部分も多いですが、決定的に違う点が二つあります。
- 声調記号があること:これがピンイン最大の特徴であり、最大の難関かもしれません。
- 日本語にはない発音があること:特に子音や母音の中には、日本語の音にはない独特の音が多く存在します。
ピンインは、基本的に「声母(子音)」と「韻母(母音)」、そしてその上に乗る「声調(トーン)」の3つの要素で構成されています。
例:「中国(Zhōngguó)」
| 声母(子音) | 韻母(母音) | 声調(トーン) |
| “Zh” | “ong” | “ō” |
ピンインの重要性、なぜ必要なの?
- 正確な発音ができるようになる
- ネイティブの言葉が聞き取れるようになる(リスニング力向上)
- 中国語の漢字を読むことができるようになる
- 語学学習の土台がしっかりする
ピンインの歴史
ピンインは1958年に中国(中華人民共和国)で正式に採用された表記法です。それまで中国では様々な発音表記法が使われていましたが、ピンインの登場により統一された標準ができました。
現在では、中国の小学校でまずピンインから教えます。これは、正しい発音を身につけることがいかに重要かを物語っていますね。
国際的な標準としてのピンイン
今ピンインは国際標準として認められており、国連やISO(国際標準化機構)でも採用されています。つまり、世界中どこに行ってもピンインは通じるということです。
ちなみに台湾では注音符号(ボポモフォ)という別の表記法が使われていますが、中国大陸で使われているローマ字のピンインとは異なり、主に台湾で使われている中国語の発音記号です。
【中国語ピンインの勉強法②】ピンインの基本構造(声母・韻母・声調)を理解しよう

それでは、ピンインの具体的な要素を一つずつ見ていきましょう!
声母(せいぼ)とは?ピンイン勉強法で最初に覚える子音のポイント
単語の最初に来る子音の部分です。英語のconsonantに相当します。
声母は、日本語でいう「子音」にあたります。全部で22個あり、日本語にはない音がたくさんあるので、最初は戸惑うかもしれませんが、口の形や舌の位置、息の出し方を意識して練習していきましょう!
主な声母の例:
| 唇音(しんおん) | b, p, m, f |
| 舌尖音(ぜっせんおん) | d, t, n, l |
| 舌根音(ぜっこんおん) | g, k, h |
| 舌面音(口蓋音)(ぜつめんおん) | j, q, x |
| 舌歯音(舌先音)(ぜっしおん) | z, c, s |
| そり舌音(巻き舌音)(そりじたおん) | zh, ch, sh, r |
| 唇歯音 | f |
これらの音は、カタカナで覚えるのではなく、必ずネイティブの音源を聞いて、その口の形や息の出し方を真似することが大切です。
韻母(いんぼ)の覚え方|中国語ピンイン勉強法で重要な母音の仕組み
声母の後に続く母音の部分です。英語のvowelに相当します。
韻母は、日本語でいう「母音」にあたります。単母音、複母音、鼻母音の3種類があり、全部で36個あります。声母よりも数が多く、組み合わせによって様々な音を生み出します。
中国語の韻母は、大きく分けて以下の4つのグループに分類できます。
- 単母音 (Simple Finals):6個
- 複母音 (Compound Finals):13個
- 鼻母音(前鼻音)(Anterior Nasal Finals):8個
- 鼻母音(後鼻音)(Posterior Nasal Finals):8個
- 特殊韻母 (Special Final):1個
合計で36個、一緒に発音しながら覚えていきましょう!
| 単母音: 6個 | a、o、e、i、u、ü |
| 例: | 大 (dà :大きい)、我 (wǒ :私)、很 (hěn:とても)、五 (wǔ:五)、女 (nǚ :女) |
| 複母音 :13個 | ai、ei、ao、ou、ia 、ie 、ua 、uo 、üe 、iao 、iu 、 ui 、 uai |
| 例: | 爱(ài:愛する)、北 (běi :北)、高 (gāo :高い)、口 (kǒu:口)、家 (jiā:家)、谢(xiè:感謝する)、花 (huā:花)、火 (huǒ:火)、掠 (lüè :奪う)、小 (xiǎo:小さい)、牛 (niú:牛)、水 (shuǐ:水)、帅 (shuài:かっこいい) |
| 鼻母音:16個 | -an、 -en、-in、-un、ün、ian、uan、üan、-ang、-eng、-ing、-ong、iang、uang 、ueng 、 iong |
| 例: | 汉 (hàn:漢)、人 (rén:人)、心 (xīn :心)、云(yún:雲)、群(qún:群れ)、天 (tiān:空)、关 (guān:閉じる)、元 (yuán:元)、长 (cháng:長い)、朋 (péng:友人)、英 (yīng:イギリス)、中 (zhōng:中)、香 (xiāng:香る)、光 (guāng:光)、翁 (wēng :老人)、穷 (qióng:貧しい) |
| 特殊韻母 :1個 | er 例:二 (èr:二) |
とにかくネイティブの音源を聞きまくって、それを真似して、自分の発音を録音して聞き比べること! そして、口の形や舌の位置を意識して、大げさなくらいオーバーリアクションで発音すると、早くコツを掴めます。
一つ一つ見ると大変そうに見えますが、大丈夫、焦らず、毎日少しずつで良いんです。頑張って練習していきましょう!
声調(トーン)のコツ|中国語ピンイン勉強法で最も重要なポイント
声調(せいちょう)は、中国語の特徴的な要素で、音の高低によって意味が変わります。
中国語には4つの基本声調があります。これが中国語学習の最初の難関ですが、コツを掴めば必ずできるようになります。
| 声調 | 記号 | コツ/例 |
|---|---|---|
| 第1声(一声) | 「¯」 | 高く平らに発音します。音を一定に保つ感じです。例:「一 (yī:一)」 |
| 第2声(二声) | 「´」 | 低いところから高いところへ上がります。「え?」と聞き返すときの調子です。例:「十 (shí:十)」 |
| 第3声(三声) | 「ˇ」 | 低く、いったん下がってから少し上がります。「う~ん」と考える時の調子です。例:「五 (wǔ:五)」 |
| 第4声(四声) | 「`」 | 高いところから低いところへ下がります。「はい!」と返事するときの調子です。例:「六 (liù:六)」 |
| 軽声 | 声調記号がつかない音で、軽く短く発音します。前の音に引きずられることが多いです。例:「的 (de:の)」 |
声調は、日本語にはない概念なので、最初は恥ずかしがらずにオーバーリアクションで発音することが大切です。毎日鏡の前で手を動かしながら体で覚えるようにしましょう!
第1声は手を水平に、第2声は右上がりに、第3声はV字に、第4声は右下がりに。
初心者必見!中国語ピンイン勉強法でよくある間違いと克服のコツ

多くの学習者が間違えやすかったポイントと、その克服法をお教えします。
ピンイン発音の聞き分け勉強法|似た音を正しく区別する練習法
- z/c/s(舌先音)とzh/ch/sh(そり舌音)の区別
例えば:早「zǎo(早い)」と找「zhǎo(探す)」
舌先を前歯の裏につけるか(z)、舌を巻くか(zh)で、まったく違う音になるんですよね。 - uとüの区別
u:口を丸めて「ウ」
ü:口をすぼめて「ユ」(唇を突き出す)
克服するコツ:
- ひたすら聞き比べ、録音して自分の発音をチェックしながら練習すること。
- 口の形と舌の位置を意識して練習し続けること。
声調変化のルール|中国語ピンイン勉強法で必ず押さえたい変調パターン
- 「不 (bù)」の変調
- 「不」の後ろに第四声が続く場合、「不」が第二声に変わります。
- 例:bù qù (行かない) → bú qù
- 「一 (yī)」の変調
- 「一」の後ろに第四声が続く場合、「一」が第二声に変わります。
- 例:yī gè (一つ) → yí gè
- 「一」の後ろに第一声、第二声、第三声が続く場合、「一」が第四声に変わります。
- 例:yī tiān (一日) → yì tiān
- 単独で発音する場合や、序数詞(第一、第二など)の場合は、本来の第一声で発音します。
- 三声の連続
- 第三声+第三声が続く場合、前の第三声が第二声に変わります。
- 例:nǐ hǎo (こんにちは) → ní hǎo
克服するコツ:
- 単語ではなく、フレーズや短い文章で覚える
単語単独の声調は分かっても、文章になると途端に分からなくなるという悩みをよく聞きます。単独の音よりも、複数の単語が繋がった状態で発音練習をするようにしましょう。
例えば:「你好(nǐ hǎo)」「我有时间(wǒ yǒu shí jiān)」「很好(hěn hěn)」 - リズム感を意識する:中国語の声調は、まるで音楽のメロディーのようです。単語の羅列ではなく、フレーズ全体の「リズム」として捉えることで、自然な発音に近づけます。
カタカナ発音はNG!正しいピンイン発音勉強法と口のトレーニング
中国語のテキストには、カタカナで発音の目安が書かれていることがありますが、この方法は避けるべきだと強調しておきたいです。
なぜなら、日本語と中国語では音声体系が大きく異なり、カタカナ表記に頼ると日本語の音に引きずられてしまい、正確な発音習得の妨げになるからです。
克服するコツ:
- ひたすらネイティブの音源を真似る
カタカナ表記はあくまで参考程度にとどめ、耳と口(体)で覚えることを最優先に。 - 口や舌の筋肉を鍛える「口の体操」:中国語の発音には、普段日本語を話す時には使わない筋肉を使います。そのため、口を大きく開けたり、舌を左右に動かしたり、巻き舌の練習をしたりと、一種の「筋トレ」だと思っていました。最初は恥ずかしいかもしれませんが、これが本当に効果的です!
録音して自分の発音を客観視する大切さ
自分の発音は、自分ではなかなか客観的に評価できません。
スマホの録音機能やアプリをフル活用してとにかく自分の発音を録音し、ネイティブの音源と聞き比べる。これは地味な作業ですが、自分の弱点を発見し、改善するためには非常に有効です。
今日から実践!初心者向け中国語ピンイン勉強法ステップガイド

では、具体的に今日からできるピンイン学習法をご紹介します。
ピンイン表と音声で耳を慣らす勉強法|発音感覚をつかもう
ピンインの全てを網羅した「ピンイン表」
すべての母音と子音、そしてそれらが組み合わさった音を、声調ごとに聞いてみましょう。
最初は意味が分からなくてもOK。
とにかく「こんな音があるんだな」と耳を慣らすことが大切です。
音で覚えるピンイン勉強法|発音記号に頼らない練習のコツ
英語のアルファベットの読み方につられて、「j」を「ジェイ」、「q」を「キュー」などと読んでしまう人がいますが、これは間違いです。
ピンインのアルファベットは、それぞれ特定の音を表す「発音記号」のようなものです。
「j」は「ジー」、「q」は「チー」のように、音として覚えるようにしましょう。
鏡トレーニングで身につく!発音を鍛えるピンイン勉強法
中国語の発音は、日本語よりも口を大きく、そして頻繁に動かします。
特に母音は、口の開け方一つで音が変わってきます。
練習する際は、必ず鏡を見て、自分の口の形と舌の位置を意識して、ネイティブの動画や写真と同じになっているか確認しながら発音しましょう。
大げさなくらい口を動かすのがコツです。
特に、そり舌音(zh、 ch、 sh、 r)や舌先音(z、c、s)舌面音(j, q, x)など、舌の位置が重要になる音は、意識的に舌を動かしてみましょう。
など、具体的な指示を意識しながら練習すると効果的です。
無料で使えるおすすめ中国語ピンイン勉強ツール・アプリまとめ
今はとても便利な時代で、スマホアプリやオンラインサイトには、ピンインの発音練習に特化したものがたくさんあります。
- オンライン辞書
・百度翻译(Baidu翻訳)
・Google翻訳
・Weblio中国語辞典 - スマホアプリ
・「HelloChinese」
・「Duolingo」 - YouTubeチャンネル
・無料でスマホでも聞ける
・ネイティブの発音を何度でも繰り返し聞けるのが利点
ネイティブ発音を真似る中国語ピンイン勉強法|リスニング強化の秘訣
最後にして最も重要なのがこれです。
発音の模範は、間違いなくネイティブです。
ドラマや映画、中国語の歌など、好きなコンテンツを見つけて、登場人物や歌手の発音を徹底的に真似してみましょう。
まるで俳優になりきったつもりで、セリフを真似て発音すると、楽しみながら続けられますよ。
諦めずに毎日コツコツ続けること!
ピンインの発音は、一朝一夕で身につくものではありません。でも、毎日少しずつでも練習を続ければ、必ず上達します。焦らず、自分のペースで、楽しみながら続けることが成功へのカギです。
まとめ|中国語ピンイン勉強法で発音の基礎を1週間でマスターしよう
中国語ピンインは、単なる発音記号ではなく、中国語の基礎力を支える最重要スキルです。
声母・韻母・声調の仕組みを理解し、正しい口の形と耳の使い方を意識すれば、初心者でも1週間でしっかり上達できます。
声母(子音)の口の形や息の出し方、韻母(母音)の奥深い響き、そして最も難しい声調(トーン)の変化ルール。
最初は「こんなにたくさん覚えることがあるの!?」と圧倒されてしまうかもしれません。
でも、安心してください。
「千里の道も一歩から」というように、今日から一つずつ、できることから始めていきましょう。
- まずはピンイン表で音源を聞いて、耳を慣らす。
- 気になる声母(子音)や韻母(母音)を鏡を見ながら発音してみる。
- 声調は、大げさなくらい身振り手振りで練習してみる。
- そして何より、楽しんで練習すること!
継続するうちに、中国語の発音だけではなく、中国語のリスニング・スピーキング力も格段に伸びていくはずです。
中国語ピンインの勉強法をマスターして、正しい発音から自信を持って中国語を話せるようになりましょう!
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